ルクセンブルク大公国

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● チェ・シャグ

価格に対する満足度: そこそこの巻紙付きで、しかもお値段安めで、味は非常に無難か。

特徴: さわやかな甘さと、かすかなスパイス感。全般的に無難で、強烈な個性は無い。

サイズ: 

味のタイプ: マイルド、甘口

悪い点: 特に無し。

味の好み: ★★★ 普通

コストパフォーマンス: ★★★★ 良い

ベルギーやドイツの隣国である「ルクセンブルク大公国」製という情報がありますが、パッケージにメイドインの表記は無く、一見するとどこ製か解りません。30g入り。「ENEREY GREEN」という巻紙付きでした。

パッケージのキューバ共産革命の英雄「チェ・ゲバラ」の顔と、真っ赤なカラーが目を引きます。無添加をうたっており、「無添加」と日本語で書かれています。

シャグの太さは、やや細でちじれていて、少し乾いた感じです。バーレー、バージニア、オリエンタル、メリーランドのブレンドとの事。チェ・ゲバラは葉巻の本場のキューバの英雄ですが、ハバナ葉が入っている訳ではないと思います。

加湿していないものを、ピュアヘンプで、スリムサイズ、フィルター無しで嗜んでみました。

マイルドな口当たりで、バージニア系の甘い風味はしますが、さわやかな感じです。コクはそこそこありますが、イギリスのゴールデン・ヴァージニアほど、こってりではありません。ややスパイシーな、ドイツのマニトウ・ゴールデンと比較しても、スパイス感はおとなし目な感じです。

マイルドでさわやかな甘さというか、非常に無難な味わいに感じます。ヴァージニア系の甘さだけでなく、他の葉のブレンドによる、こぐ僅かなスパイス感があります。個性的なタイプではなく、スタンダードな部類という印象です。ゴールデン・ヴァージニア、マニトウ・ゴールデン、ドラムなどの定番モノと比べると、安い分若干ですが、浅い気もします。安いという利点を除けば、ゴールデン・ヴァージニアなどの定番のほうがいいかなという印象です。

しかし、味はまずまず無難な感じで、巻紙が付いてきて、しかも安いので、コスト重視ならこれを買って損は無いかも知れません。

一応、「ENEREY GREEN」も試しましたが、思ったほどは悪くは無い印象です。ただ、糊付けされている方向がバラバラに入っているので、いちいち目視で確認しないといけないようです。燃え方は普通で、余計な味はあまり乗らず、紙臭さもリズラ・オレンジほどは無い気もします。なんとなく、マニトウ・ペーパー辺りと互角に感じます。

 

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